2018年2月8日木曜日

トランセンドのMac用SSD、JetDrive 825をMacBook Air(Early 2014)に取り付けてみた


MacBook Air Early2014の内蔵SSD空き容量が厳しくなってきたので、トランセンドのSSDを買いました。

今回購入したJetDrive 825は、以前から販売されていたSSDのJetDrive 820に、Thunderbolt接続のケースと分解用のドライバー(Macのケース分解用とその他ネジ用の計2本)が付属しているものです。

取り付けはメーカーが公開している動画(https://www.youtube.com/watch?v=cAdgR84aTjI)の要領でやれば簡単かと思いきや、私の環境(macOS HighSierra)ではSSDの複製でつまづきました。

以下にSSD交換完了までの作業手順をご紹介します。

<注意>この記事はSSDの交換を推奨するものではありません。Macを分解することで保証が無効になります。万一不具合が発生した場合、筆者は一切責任を負いかねます。あくまで自己責任で行ってください。

1.外付けHDDにTimeMachineバックアップをとる 
 不測の事態に備えてSSD以外のメディアにもバックアップを取っておきます

2.MacBook AirにJetDrive 825をThunderboltで接続する


3.MacBook Airでディスクユーティリティを起動する

4.ディスクユーティリティでSSDをフォーマットする
 JetDrive 825を選択
 消去を選択
 フォーマットをAPFS、方式をGUIDパーティションマップに設定して消去ボタンをクリックし、フォーマット

5.Carbon Copy Clonerでコピーする
 ソースをMacBook Air内蔵のSSD、
 コピー先をJetDrive 825に指定してコピー

6.MacBook Airの電源を切る

7.MacBook Airの裏蓋を開ける
 JetDrive 825に付属しているドライバーで裏面のネジを全て外します。ヒンジ側の2本のみ長いネジですので、他のネジと混同しないよう気をつけます。

8.ロジックボードのバッテリがつながっているコネクタ(画像赤枠)を上につまみ上げて取り外す

9.SSDを固定しているネジ(画像緑枠)を外し、SSDを取り外す

10.JetDrive 825のSSDを取り外す
 JetDrive 825ケースのネジ(4箇所)を外し、フタを外す
 SSDの固定ネジを外し、SSDを取り外す

11.MacにJetDrive 825のSSDを取り付け、ネジを締めて固定する
 先ほど外したバッテリーのコネクタをロジックボードに接続する

12.Macの裏蓋を戻す

13.JetDriveケースに元のSSDを取り付け、ネジを締めて固定、フタを取り付ける

14.Macの電源を入れ、入れ替えたSSDで起動することを確認する

なぜわざわざCarbon Copy Clonerを使用したかというと、現在(2018年2月)のHighSierra環境では、OS標準のディスクユーティリティでAPFSファイルシステムのディスク複製ができなかったからです。

電源投入時にCommand+Rを押して起動する「macOSユーティリティ」のディスクユーティリティではAPFSでフォーマットできません。
また、macOS HighSierraのディスクユーティリティだとAPFSでフォーマットはできるものの、複製しようとするとエラーで止まってしまいます。

上記の理由から、HighSierraのディスクユーティリティでSSDをAPFSファイルシステムでフォーマットした上で、Carbon Copy Clonerを使用しました。
将来、ディスクユーティリティがAPFSファイルシステムの複製に対応すれば、macOSユーティリティでもコピーが可能になるかと思われます。

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